[MPEG編集]タイムコード補正対応!MPEG-2を無劣化でCMカット[音ズレ無し]

前回の記事では「Free Video Dub」というソフトを紹介しましたが、タイムコード補正に対応しておらず、音ズレしまくってしまいました。
しかし、色々と探していたところ、MPEG Streamclipというソフトを発見しました。
これで編集してみたところ、タイムコードをまったく気にしなくても自動で適切にやってくれます!
しかも、CMカットだけでなく、シーンのコピー&ペーストなども自由に出来るようです。

概要(詳細は前回の記事
・MPEG-2(.mpg)を編集
・タイムコード補正にも対応(対応していないと、音と映像が少しずつずれていって気持ち悪い、というかボツ)
GOP(Group Of Picture)単位でカットする(GOP単位ならデータが一切劣化しません!取説を読んでみたところ、GOP単位ではなく、フレーム単位で編集ができるようです(1/30秒ごと)。フレーム単位で編集した場合、同じGOP内のフレームのみ再エンコードを行う「スマートレンダリング」が行われます。近辺の0.5秒程が若干劣化するようです(試してみましたが全く気になりませんでした)

用意するもの
KL QuickTime Alternative 1.81
MPEG Streamclip 1.2b2 beta

今回は、1.2ベータをインストールすることにします。
MPEG Streamclipを使うためには、QuickTime(以下QT)が必要です。しかし、普通のQTだけではMPEGは扱えません。MPEGをいじるためにはMPEG-2再生コンポーネントというもの(デコーダのセット?)を別途Appleから2400円ぐらいで買わないといけないのです。
そこで、フリーでもMPEG-2を扱えるコンポーネントをインストールします。QuickTime Alternativeといいます(Alternative=代替の、代わりの)

ここでひとつ注意点があります。MPEG Streamclipのダウンロードリンクの下に次のようなことが書いてあります。

IMPORTANT: IF YOU CHOOSE TO INSTALL QUICKTIME ALTERNATIVE, PLEASE DOWNLOAD QUICKTIME ALTERNATIVE 1.81 USING THE LINK BELOW;
DO NOT DOWNLOAD QUICKTIME ALTERNATIVE 1.90, 1.95 OR HIGHER BECAUSE IT DOES NOT INCLUDE THE ADDITIONAL PLUGINS.

意訳↓
重要:QT Alternative をインストールするときはバージョン1.81(下のリンク)をダウンロードしてください。
バージョン1.90や1.95以降のものは、追加プラグインが含まれていないのでダメです。

というわけで、1.81をダウンロードしましょう。もともとQuickTimeが入っている場合は、一旦そちらを消してからAlternativeのほうをインストールしましょう。
MPEG Streamclipのほうはexeファイル単体で動くらしいので適当な場所に移動して開くだけでOKです。
次に編集の仕方です。

MPEG Streamclipの画面

「File」→「Open Files」からファイルを開きます。
スライドバーや下のボタンを使って切り出しの開始点と終点を指定します。

主な操作方法を表にしてみました。

キーorボタン操作
ICut Inに指定(範囲選択の開始点)
OCut Outに指定(範囲選択の終点)
X範囲の選択を解除
1コマ(1GOP)進む
1コマ(1GOP)戻る
Ctrl + Cコピー(後でペースト可能)
Ctrl + Xカット=切り取る(後でペースト可能)
Ctrl + Vペースト
Ctrl + Tトリミング=切り出す(選択範囲のみを残し後は捨てる)
Ctrl + Zやり直し(Undo)
PageUp or 10秒戻る
Alt + (同上)1分戻る
J or 逆再生(押すごとに2倍速)
Alt + (同上)逆再生(押すごとに0.5倍速)
K or 再生&停止
Alt + (同上)選択範囲(In~Out)を再生(?)
L or 順再生(押すごとに2倍速)
Alt + (同上)順再生(押すごとに0.5倍速)
PageDown or 10秒進む
Alt + (同上)1分進む

こんな感じです。

具体的なやりかたは、

  1. カットしたい最初の所まで行ったらCut Inで開始点に指定。
  2. カットしたい最後の所まで行ったらCut Outで終点に指定。
    (指定したらスライドバーで選択範囲の色が変わります)
  3. Ctrl+Xでカット。

といった感じです。
スライドバーなどでCMの近所に行って、←→キーを微調整に使ってください。

最後に、「File」→「Save As」(またはCtrl+S)で保存すると、書き出しが始まります。
(この時ちょっと時間がかかるかもしれませんが、変換の時間というよりはハードディスクへの書き込みの時間がかかっているのだと思います。)

ヒント:
・主に使う移動方法は←、→、<<、>>、スライドバー
・CMの秒数は120秒・240秒などきまっていると思うので「1分進む」などを駆使して効率よく。
・カットしたものは「List」→「Edit List」から選んで貼り付けられる(多分)
・最初と最後のフレームを編集するとダメという記事を見つけたが、やってみても問題なく再生できた。心配なら試されたし。

いやぁ、前回の記事で散々「CMカットは時間の無駄」とか「労力の無駄」とかいってたくせに、ソフトを見つけたらころりとかわってしまった。(しかも2日で)
CMカットはいいですな。
精神衛生上いいんです。いらない容量をくわないし、観るとき快適。世の中こういった気分的な問題が大事だ。うん。
前回はやたら苦労しても結局うまく行かなかったので、気分を晴らすために「無駄だ」と切り捨てたようなものです。
というわけで、2日前と今回は、「精神衛生上良い」を目指したという点で首尾は一貫していますよ(無理あるぞ

MPEG-2のCMカット以外にも様々な編集ができるので、みなさんもこのツールで快適な編集ライフをお過ごしください

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